ビールを飲むときに「かんぱーーい!!」とグラスをぶつけるのは自然だけど、、、
ワインやシャンパンを飲むときに、ぶつけようかどうか迷うときってありますよね。
相手に合わせてぶつけたり、ぶつけなかったりして。実際正しい乾杯の方法はどちらなのでしょうか。
今回は乾杯でグラスをぶつけるのは正解?正しい乾杯マナーについて紹介します!!
乾杯でワイングラスをぶつけるのは正解?
乾杯でグラスをぶつけて良いかどうかは、シチュエーションによって判断しましょう。
高級なレストランやパーティーなどフォーマルな場所では、ワイングラスをぶつけてはいけません。
ワイングラスやシャンパングラスなど、持ち手が細いグラスは薄く繊細にできているものが多いです。そのため乾杯の衝撃でグラスが割れてしまったりひびが入ってしまう可能性もあります。
乾杯の場では、グラスを自分の首あたりまで持ち上げ、目と目で乾杯のサインを出し合うと良いでしょう。
一方で、居酒屋などで友人などとお酒を交わす場や、ビールジョッキなど厚手のグラスの場合はグラスをぶつけても問題ありません。
しかし、そのときもグラスを割らないように配慮をすることは大切です。
また、上司など目上の人と乾杯をする際は、自分のグラスを少し下に下げ、相手のグラスが少し高い位置にくるようにして乾杯すると良いでしょう。
マナーは利用させていただくお店や一緒にお酒を飲む相手への気配りを表したものです。TPOに合わせて乾杯の方法を変えていきましょう。
そもそもどうして乾杯の時にグラスをぶつけるの?
乾杯の際にグラスをぶつけ合う儀式が始まったのは、古代ヨーロッパからです。
アルコールは悪魔が宿るものとされていたため、そのまま飲んでしまうと悪魔がいたずらをすると考えられていました。
そのためグラスをぶつけ音を鳴らし、悪魔を追い払ったとされています。
また、中世に入るとお酒に毒を盛り殺害するケースが多かったため、乾杯でグラスをぶつけ、互いのお酒を混ぜ合わせ毒が入ってないことを証明し合ったとされています。
現在では、悪魔払いや毒の確認をする必要はありませんが、挨拶として慣習化されています。
飲みの席でも、グラスへの配慮を忘れず楽しくお酒を飲みましょう。
さいごに
一緒に飲む相手、利用していただくお店、そして使わせていただくグラスまで気を配ることができてはじめて一流と言えるのかもしれません。
アルコールを飲むとついつい気が緩んでしまいますが、周りへの配慮を忘れずスマートにその場を楽しみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^