見目麗しい(みめうるわしい)は、美しい女性のことを意味しています。
でも一体、見目麗しい女性とは具体的にはどのような女性を指すのでしょうか。
今回は見目麗しいの意味、そして見目麗しい女性について調べてみました。
見目麗しいの意味とは?
見目麗しいとは、顔かたちが美しいという意味です。
"美しい"を形容した古風な言い方で、外見が良いという意味です。
内面の美しさと対比して使われることが多く、主に女性に対して使われる言葉になります。
見目麗しい女性とは?
見目は眉目とも書くそうです。
つまり眉と目です。顔のパーツの中で眉と目は主役級のパーツになります。
麗しいをつなげると、目と眉が美しいということです。
麗しいは、ただ美しいだけではなく整っていて格調の高い美しさのことを言うそうです。
麗しいの語源は「潤(うる)ふ」であると言われており、水に濡れてツヤツヤと光沢のある冷たい感じの美を表すそうです。
以上をまとめると、見目麗しい女性像が想像できるかと思います。
つまり見目麗しい女性とは、眉と目が整っていて、潤いがあり冷たい雰囲気がある女性といったところでしょうか。
麗しい女性像を掘り下げてみると...
麗しい女性像を掘り下げるべく、麗人という言葉の意味について考えていきましょう。
中国には昔から美人度を表すランクがあるそうです。
上から順番に、佳人、麗人、別嬪(べっぴん)、美人、並上、並々、並下、ブス、ヘチャムクレ、鬼瓦、夕日の鬼瓦…という順番になるそうです。
この中で佳人、麗人、別嬪、美人までが美しい人たちに分類されるのですが、それぞれ美人でも美人の定義が異なるようです。
佳人:美しい人という他に、優れている人、立派な人という意味。つまり頭が良くて顔も良い人ということです。"佳人薄命"という言葉があるように、佳人は人より恵まれているものが多いゆえ命が短い傾向にあるようです。
麗人:形が整っていて美しい人。"男装の麗人"というように、男装と相性が良い言葉です。つまり目鼻立ちがキリッとしていて、宝塚の男役が似合うような女性のイメージです。
別嬪:別品とも書くように、普通の品物とは違うという意味。非常に美しい人のことを指すそうです。美人の俗語でもあります。しかし"美人"より格が高い印象です。
美人:一般的なキレイという意味の女性。
さいごに
見目麗しい女性とは、顔立ちが端正で、キリッとしたイメージの女性のことです。
麗人という言葉から、女らしいという感じよりもクールな印象のある感じが伺えます。
この記事がみなさんの疑問を少しでも解決できたなら光栄です^^
最後までお読みいただきありがとうございました!!