スムージーのほうれん草は茹でるべき?シュウ酸の影響とは

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スムージーにほうれん草を入れるとき、みなさんはほうれん草を茹でていますか?

茹でる派の方にとって気になるのはほうれん草に含まれるシュウ酸の影響ではないでしょうか。しかし茹でるとほうれん草に含まれるビタミンが失われるのではないかと思う方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回はスムージーに入れるほうれん草は茹でるべき?シュウ酸の影響について調べてみました!

スムージーに入れるほうれん草は茹でるべき?

スムージーは生野菜をブレンドしていただくのが一般的ですが、ほうれん草は茹でなくても大丈夫なのでしょうか。

ほうれん草には灰汁(あく)の成分であるシュウ酸が含まれています。シュウ酸を多く摂りすぎると結石や骨粗しょう症を引き起こす可能性があります。ほうれん草に含まれるシュウ酸は茹でることによって70〜80%減らすことができるため、ほうれん草はおひたしなど茹でてから使われることが多いのです。

しかし、ほうれん草に含まれるシュウ酸量は人体に影響を及ぼすレベルではありません。毎日生のほうれん草を1kg食べ続けた場合ようやくシュウ酸による悪害が認められると言われています。

スムージーを一回作るのに必要なほうれん草はだいたい1、2株です。1株25〜50gですので、2株使用しても50〜100gです。そのため毎日生のほうれん草でスムージーを飲んでも全く問題はありません。

シュウ酸に限らずなんでも摂り過ぎてはいけません。もちろん結石をお持ちの方は控えるのが好ましいですが、一般的にはほどほどに摂取していれば、シュウ酸の危険性を心配する必要はありません。

シュウ酸による影響が気になる人は…

それでもやっぱりシュウ酸が気になる!という方はスムージーに入れる際に茹でていただくか、サラダほうれん草を使用しましょう。サラダほうれん草は、普通のほうれん草に比べシュウ酸が含まれる量が少ないことが特徴です。

また、カルシウムを多く含むフルーツを合わせてブレンドするのもオススメです。

シュウ酸が悪害になる原因はシュウ酸が腎臓のカルシウムと結びつき結石を生むことにあります。

そのためカルシウムを多く含むレモンやキウイ、プルーンなどを合わせてブレンドすることで胃腸の中でシュウ酸がカルシウムと結合するため腎臓への影響を回避することができます。

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ほうれん草は生の方が栄養が摂れる?

スムージーを生野菜で作る最も大きな理由は酵素にあります。

酵素は体の代謝を高める働きがあるため美容ダイエットに効果的と言われています。

しかし酵素は熱に弱いため50〜70度で破壊されてしまいます。当然ほうれん草も熱処理を行うと破壊されてしまうのです。

また、栄養素に関してはビタミンBやビタミンCは熱処理をすることで失われてしまいます。

ほうれん草を熱処理しようか悩まれる方もいるかと思いますが、スムージーは様々な野菜やフルーツをブレンドして作るのでほうれん草だけ熱処理をしても他のものからビタミンや酵素を補えば良いので問題はありません。

さいごに

生のほうれん草によるシュウ酸の影響は、量を摂りすぎなければ問題ありません。

ほうれん草を2株使ったスムージーを一日10杯毎日飲み続けなければ体にさほど影響を与えません。

どうしても心配な方は他のもので代用したり、カルシウムの多いフルーツを加えると良いでしょう。

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