ニキビや毛穴問題に取り組むべく、イオン導入器を購入した人も多いと思います。
しかし、イオン導入はどれ位の頻度で行うべきなのでしょうか。
そして必要以上にやり過ぎてしまうと、どんな問題が起こるのでしょうか。
今回は自宅でイオン導入を行う場合の最適な頻度について調べてみました!
そもそもイオン導入の原理とは?
イオン導入とは、体に電流を流してビタミンCやプラセンタなどの美容成分を肌の奥深くまで行き渡らせる美容法です。
肌の表面にある角質層は酸性であり、陽イオン(+)を帯びています。
しかしその奥にある顆粒層(かりゅうそう)はアルカリ性であり、陰イオン(−)を帯びています。
角質層と顆粒層の間には電気の膜があり、その膜によって美容成分は遮断されてしまうため、普段のスキンケアでは顆粒層まで美容成分を届けることができません。
しかしイオン導入で肌に電流を流すことで、その電流の膜が弱まるため、美容成分を奥深くまで届かせることができるのです。
その結果、コラーゲンの生成力や免疫力が高まり、ニキビやシワ、タルミなどが改善されていくのです。
自宅でイオン導入をする場合のベストな頻度は?
基本的にサロンや皮膚科でイオン導入を行う場合は、1、2週間に1回が望ましいとされています。
家庭用のイオン導入器については、3日に1回のペースで使用すると良いでしょう。そして一回毎の使用時間は5分〜10分程度になります。
しかし、各メーカーによって電力の強弱は異なりますので、基本的には各メーカーの取扱説明書に記載されているペースで行うのがベストです。
家庭用のイオン導入器はサロンが使用しているものよりも電力が弱いとはいえ、体に電流を流す行為になります。
そのため、しっかりとメーカーの使用頻度を遵守して行っていきましょう。
イオン導入を必要以上にやると...
微弱ながらも電流を流すことは、肌への刺激になります。
必要以上にイオン導入を行ってしまうと、肌を良くするどころか、肌に炎症を与えてしまう可能性があります。
イオン導入のやり過ぎで起こる可能性があるトラブルは以下の通りです。
・やけど
同じ箇所を重点的にしていたり、長い時間イオン導入器を肌に当てているとやけどを起こす場合があります。
肌に当てる際はまんべんなく全体に当てるよう心がけましょう。
・シミの悪化
イオン導入によって、シミを逆に濃くさせてしまうケースもあります。
気になる部分があっても、そこばかりに当てるのではなくまんべんなく行っていきましょう。
・湿疹や吹き出物
イオン導入をやり過ぎてしまうと、肌が傷つき湿疹や吹き出物などの炎症が起こりやすくなります。
肌の健康を保つためにも使用頻度を守りましょう。
さいごに
イオン導入を自宅で行う場合、どの位の頻度で行うべきか迷われる方も多いと思います。
しかし基本的には使用しているメーカーが指示している頻度を守って行うのがベストでしょう。
美しい肌を作るための機器で肌を痛めてしまったら元も子もありません。
しっかりと自分の肌を守りながら、肌をより良い方向へ導いてあげましょう。
この記事がみなさんのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!