スムージーと野菜ジュースで栄養素の違いや体への影響はどのように変わってくるのでしょうか。
野菜ジュースはコンビニなどで手軽に購入できるけど、やっぱり手間がかかったスムージーの方が体に良さそうですよね。
でも実際それぞれのジュースが与える効果はどのように違うのでしょうか。
という訳で今回はスムージーと野菜ジュースの違いについて調べてみました。
スムージーと野菜ジュースの違い【栄養価】
野菜ジュースもスムージーも野菜をふんだんに使った飲み物ですが、栄養価の面ではスムージーの方が高いと言われています。
市販の野菜ジュースは製造過程において熱処理を行います。しかし熱に弱いビタミン、ミネラル、酵素などの成分はこの過程で全て失われてしまいます。
一方でスムージーは生野菜をそのままミキサーにかけブレンドしているため、必要な栄養素が破壊されることなく体に取り込むことができるのです。
そのため野菜ジュースを数本飲むよりも一杯のスムージーを飲む方が健康、美容に効果的です。
スムージーと野菜ジュースの違い【酵素】
酵素ダイエットなどで話題の酵素は、スムージーから補うことができます。
野菜に含まれる酵素は50度〜70度の温度で破壊されてしまうため、市販の野菜ジュースから酵素を取り入れることはできません。
酵素は体の消化や代謝を促す作用があるため、ダイエットや美肌に効果があります。
もちろん生野菜から酵素を摂取することはできますが、一度に多くの野菜を食べるのは難しいためスムージーとして取り入れると良いでしょう。
スムージーと野菜ジュースの違い【食物繊維】
食物繊維は食欲の抑制や新陳代謝の活性、そして血糖値の上昇を抑える働きがあります。そのため食物繊維はダイエットや便秘解消に効果的ですが、野菜ジュースにはほとんど食物繊維が含まれておりません。
食物繊維は水溶性、不溶性の二つに区分されます。市販の野菜ジュースは口当たりを滑らかにするため不溶性の食物繊維は取り除かれています。
しかし水溶性の食物繊維は微量に残されているため野菜ジュースから全く食物繊維が補えないという訳ではありません。
食物繊維を積極的に補いたい方は野菜ジュースよりもスムージーを飲むことをオススメします。スムージーには水溶性、不溶性両方の食物繊維がそのまま含まれているため、食物繊維を豊富に含むレモンやトマトなどを使用しスムージーにすることで効率的に摂取することができます。
さいごに
酵素や食物繊維をはじめ野菜からしっかり栄養素を補いたい方はスムージーを飲むようにしましょう。
また、手軽に野菜を補いたい時や胃腸の調子が悪いときは食物繊維が少ない野菜ジュースを飲むと良いでしょう。
スムージーと野菜ジュースを時と場合で飲み分けると良いかもしれませんね^^
最後までお読みいただきありがとうございました!