ワインを好きになると、美味しいワインを求めて選び方も熱心になりますよね。
ワインの味は生産国によってどのように違うのでしょうか。
今回は生産国別のワインの味の特徴を紹介します。
味の特徴は国によって違いがあるの?
ワインは同じ国で作られていても甘いものから辛いもの、重いものから軽いものまで様々です。
ワインの味は、使われているブドウの品種、産地、造り手など無数の掛け合わせによって成立します。
そのため生産国だけで味を判断できるわけではないようです。しかし国によってこういうテイストのものが多いなど味の傾向はあるようです。
生産国別の味の傾向を以下にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
生産国別ワインの味の特徴
・フランス
ワインの本場フランスのワインは個性が強いものが多いと言われています。繊細で複雑な味わいのため、初心者には美味しいと感じにくいかもしれません。そのためフランス産のワインの中で美味しいワインを見つけるのは難しいかもしれません。深みのあるものが多いので、その味わいを理解できる上級者向けと言えるでしょう。
・ドイツ
ドイツはアルコール度が8〜10%とやや低めのものが多いのが特徴です。さわやかな口当たりのものが多く、女性にオススメです。日本に輸入されるドイツワインは甘口〜中甘口のものが多く、フルーティーな味わいで初心者でも飲みやすいでしょう。
・イタリア
イタリアのワインは手軽に飲めるものが多いので、お家で飲むときやカジュアルな場に最適です。口当たりは軽いものが多く、さらりとした印象です。価格が安いものでも美味しく飲めるものが多いので、これからワインを飲み始めてみようと思う人はイタリア産ワインからお試しになると良いかもしれません。
・スペイン
スペインは全体的にどっしりとした重みのある味わいが特徴です。赤ワインが有名ですが、白ワインでも飲みごたえのあるものが多いと言えます。また、独特の酸味があるので人によって好みが分かれる傾向にあります。少しクセがあるので中級者向けのワインになります。
また、スペインの発泡性ワインであるカヴァはシャンパンと同じ製造方法で作られており、価格が安いにも関わらず美味しいものが多いので女性に好まれています。(シャンパンと同じ製法で作られているワイン一覧はこちらの記事にあるので参考にしてみてください。)
・アメリカ
アメリカワインは力強い味わいのものが多いのが特徴です。コクがありどっしりとしているため、甘い辛いがハッキリしています。
・チリ
チリワインは香りがよく、フルーティーな味わいが特徴です。白、赤の区別なくサッパリしていて、デザートなどと合わせても美味しくいただけます。
・日本
日本のワインは、日本人向けに作られているためワインの渋みや酸味を抑えたものが多いのが特徴です。クセもほとんどなく飲みやすいものが多いでしょう。
さいごに
今回は、ワイン専門サイトやソムリエさんの意見をまとめさせていただきました。
ワインの味は生産国だけでは決まらないですが、なんとなくこういう傾向があるんだ!程度に思っていただけたらと思います。
初心者の方はチリやイタリアワインから入って、スペイン、フランスと挑戦してみると良いかもしれません。
この記事によってみなさんが美味しいワインに出会えたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました^^