生理前一週間豆乳を飲み続けると、体が痩せるという噂の豆乳ダイエット!
実践してみたけど、全然痩せないー!という方もいるのではないでしょうか。
本当に生理前に飲むだけで痩せるのか?豆乳ダイエットについて調べてみました。
豆乳ダイエットとは?
生理がはじまる予定日から逆算して7日〜10日前から始めます。
やることはただひとつ。毎日豆乳を200ml飲み続けるだけ。
生理が来たら飲むのをやめてください。
朝に飲むと効果的なので、毎日朝食を食べる前に飲むのが良いそうです。
また、多めに飲んでも効果は変わらないようなので200mlで十分だそうです。必要以上に豆乳を飲むと体が慣れてしまうので逆に効果が半減してしまうこともあるようです。
生理前は痩せにくい?
生理前の女性の体は、生理日に向けて妊娠するための準備をします。
これは毎月生理が来る度に行われているもので、その度に体の様々な状態に変化が起こります。
とくに排卵日から生理までの期間は、黄体期と呼ばれ体が妊娠しやすい状態になります。
黄体期に入ると心も体も不安定になるため、それを落ち着かせようと体は甘いものを求めます。
また、黄体期には黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されるため、血糖値が下がってしまいます。
その結果、血糖値をあげようとアドレナリンがされ、食欲が増進されていきます。
基本的に体は生理日をまたいで体のバランスを整えていきます。
生理前の体は、生理日に向けてどんどん溜め込みをはじめます。食欲は増進し、新陳代謝が悪くなるので、水分や脂肪などを溜め込みやすくなります。そして生理日(排卵日)を迎えると、生理前に溜め込んだ脂肪や老廃物を排出していきます。
しかし生理前に排出される以上のものを溜め込んでしまうと、生理を過ぎても体に残ってしまうため、体重が増加してしまいます。
生理前の溜め込み期にいかに溜め込まないかが、ダイエットのポイントになりそうですね。
生理前に豆乳がいい理由は?
豆乳は生理前の体の溜め込み期間に、溜め込みを抑える効果があるようです。
前述の通り体は生理前に不安定になるため、それを落ち着かせようと食欲が旺盛になります。
しかしその不安定な時期に豆乳を飲むことによって、心と体の不安を沈めることができます。結果、生理前の過食を抑えることになり、ダイエットに繋がるという訳です。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる二種類のホルモンがあります。女性の体は生理前の時期にプロゲステロンが多く分泌され、生理後はエストロゲンが多く分泌されます。
このふたつのホルモンの増減により、精神的な不安定が起こります。
しかし、豆乳に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンと似たような働きをすると言われています。そのため、エストロゲンの減少期にあたる生理前に豆乳を摂取すると、エストロゲンの減少を緩和することができるので、体にとって変化の負担が減少されるのです。
まとめ
生理前に豆乳を飲むことは、食欲が旺盛になる時期に食欲を抑えることに繋がります。
しかし、体重そのものを落とすものではありません。
そのため、生理前に豆乳を飲んでいるからといって、食べ過ぎてしまってはダイエットは成功しません。
豆乳を飲みながら、食べる量に気を配ることも肝心なようです。