はちみつなどがブレンドしてあってトーストに塗って食べると美味しいですよね。
でもその黒ゴマペーストがおいしいだけではなく、白髪に効くというのは本当なのでしょうか。
黒ゴマペーストは白髪に良い?黒髪を保つ黒ゴマの効果について調べてみました。
どうして白髪はできるの?
まずはじめに白髪が発生するメカニズムについて説明します。
白髪が生える原因は活性酸素の過剰発生によるものだと考えられています。
活性酸素は体内に侵入した細菌やウイルスなどを撃退する役割をもっています。しかしそれが過剰に分泌されてしまうと正常な細胞を傷つけてしまうのです。その結果薄毛や白髪などを引き起こします。
ではなぜ活性酸素は過剰に分泌されてしまうのでしょうか。
活性酸素は心身ともに体がストレスを感じると分泌量が増えていきます。
主な要因は、タバコ、アルコール、油の多い食事、ストレス、紫外線、大気汚染、運動不足などが挙げられます。
このように体に負荷がかかる生活を送っていると活性酸素が過剰に分泌され、白髪が発生してしまうのです。
しかし活性酸素が過剰に分泌されても細胞を傷つけなければ白髪になりません。つまり細胞の替わりとなってくれるものがあればいいのです。その役割を担うのがゴマに含まれる抗酸化物質です。
抗酸化物質が体内にあれば、活性酸素は細胞ではなく抗酸化物質を攻撃するので細胞は傷つかないのです。
黒ゴマが白髪に効果的なワケ
黒ゴマには他の食品とは比べ物にならないほど抗酸化物質が豊富に含まれています。
小さなゴマ一粒にゴマリグナン、ビタミンE、亜鉛をはじめとする10種類の抗酸化物質が含まれているのです。
それじゃあ白ゴマでもいいんじゃないの?とお思いの方もいるかと思いますが、白髪対策には黒ゴマがオススメです!
黒ゴマの黒に含まれるアントシアニンも抗酸化物質なのです。アントシアニンは毛細血管を拡張してくれるので頭皮に十分な栄養を送り届けるために必要不可欠な要素になります。
老化やストレスによりメラノサイトの働きが鈍くなると、白髪が発生しやすくなります。しかし黒ゴマからアントシアニンを摂取することで血流が促され、メラノサイトの働きを良好な状態に保てるのです。
黒ゴマペーストの方が白髪に効果的?
栄養素を豊富に含む黒ゴマですが、黒ゴマにもデメリットがあります。それは吸収されにくいということ。
ゴマの表面は硬いので体内で吸収されにくいんです。
そのためすりゴマや練りゴマの方がよりゴマの栄養素を体内に取り込むことができるので、黒ゴマペーストは非常に効率の良いゴマの摂り方と言えるでしょう。
黒ゴマペーストを食べる目安は一日スプーン一杯程度です。
そのまま食べても良いですが、トーストに付けたり、バナナスムージーに混ぜてみたり、クッキーやマフィンを焼くときに混ぜても良いと思います。
黒ゴマペーストは砂糖やハチミツが加えてあるため甘いものが苦手な方にとっては、習慣にしづらいかもしれません。
その場合はもずくなど甘くない食品に挑戦するのも一つの手です。
いずれにせよ日々の生活に取り入れることが大切です。お好みに合った食品で美しい黒髪を手に入れてくださいね^^