眼鏡を長時間かけていると、鼻パットの部分が凹んでしまうと思います。
そしてその凹んでしまった部分を放っておくと色素沈着を起こし、跡になってしまうのです。
もしすでに色素沈着してしまって、鼻の上に跡が残ってしまっている人は、皮膚科に相談にいきましょう。
諦めるのはまだ早いです。皮膚のプロに相談して美しい肌を取り戻しましょう。
今回は「眼鏡の跡が残る原因と、一般的に皮膚科でしてもらえる処置について」お伝えしていきます。
眼鏡の跡ができる原因とは?
眼鏡の重さは鼻と耳で支えていますが、レンズにより近い鼻の方に重みがかかる構造になっています。
そのため眼鏡をかけていると鼻パットの部分から重みが伝わり、肌を押さえつける形となってしまうのです。
映画を観るときなど短時間の使用であれば問題ありませんが、1日中眼鏡が手放せない人など長時間眼鏡をかけている状態が続くと、鼻パットの部分の肌が凹み、その部分の血行が悪くなります。
鼻パットによって長時間血行が悪い状態が続いてしまうと、そのダメージから肌を守ろうとメラニンが多く排出されます。
そして多く排出されたメラニンが色素沈着をおこし、シミとして跡に残ってしまうのです。
眼鏡の跡について皮膚科に相談にいこう
眼鏡の跡が気になっている人は、できるだけ早めに皮膚科に行きましょう。
だいたいの皮膚科では、ハイドロキノンという美白効果のある塗り薬を処方してくれます。
ハイドロキノンを毎日寝る前に塗ることで、だんだんと眼鏡跡を薄くすることができます。
しかしハイドロキノンは一瞬で眼鏡跡を消してくれるものではあります。「眼鏡跡を絶対に消したいんだ!」という人は、コツコツと継続的にハイドロキノンを塗ることが大切です。
眼鏡跡を作らないためにできること
ハイドロキノンで眼鏡跡を取り除いても、習慣が変わらなければ、再び眼鏡の跡ができてしまいます。
そのため眼鏡の跡を作らない、予防する努力が必要です。以下に眼鏡跡を防ぐ方法をいくつか紹介しますので、自分の生活に合わせて、できることから始めてみましょう。
1:眼鏡のフレーム、レンズを軽いものに変える
眼鏡自体の重さが軽くなれば、必然的に鼻パットの部分への圧迫も和らぎます。軽量フレームの眼鏡についてはこちらの記事で紹介していきますので、合わせて参照ください。
2:眼鏡を外した後にホットタオルで血行を促進する
水に濡らしたタオルを電子レンジで10秒〜20秒ほど温めたものを、鼻パットがあたっていた部分に乗せて血流を促しましょう。ホットタオルをあてながら、指でやさしくマッサージをするとさらに良いでしょう。
3:保湿をしっかりする
鼻パットがあたる部分は、化粧水や乳液などでしっかりと保湿しておきましょう。肌に水分があることで肌に弾力が生まれます。弾力があることで、鼻パットの部分の凹みを防ぐことができます。
4:眼鏡の重さを軽減してくれる鼻パットを利用する
鼻パットを柔らかいシリコンタイプに変えたり、鼻パットに小さいパフのようなものを装着することで圧力を和らげる方法があります。全く眼鏡の跡がつかない訳ではありませんが、こういうのを使っていると凹みはかなり軽減されます。
さいごに
眼鏡の跡が気になる人は、皮膚科で処方されたハイドロキノンを塗りつつ、眼鏡の跡がつかないような習慣を取り入れてみましょう。
「Miss Beautiful」の編集チームの中には、鼻パットと肌の間に小さくちぎったティッシュを詰めて、眼鏡をかけている子がいます。
見栄えは悪いですが、眼鏡の跡は全くつかないそうです。
会社などでは難しいかもしれませんが、家で眼鏡をかける際はティッシュを間に挟む方法にもチャレンジしてみてくださいね。
この記事がみなさんのお役に立てたなら光栄です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!