顔にシミがあるとどうしても気になりますよね。
シミを消そうとハイドロキノンやレーザー治療を試されている方も多いと思います。
シミは紫外線や老化によって引き起こされると言われていますが、実は普段の洗顔によってシミの発生を誘発しているケースもあるんです。
今回は『試してガッテン!』で紹介されたシミを消す方法について紹介します。
肌への摩擦がシミになる?
シミは茶色や焦げ茶色のものが一般的ですが、実はシミには赤いシミも存在するのです。赤いシミは見た目的に赤いものもあれば、一見茶色にみえるものがマイクロコープを通すと実は赤いシミだったというケースもあります。
シミは本来紫外線によりダメージを受けた皮膚がメラニン色素を出して肌を守ろうとした結果できるものです。しかし赤いシミは紫外線以外に原因があります。それは"摩擦"です。
クレンジングの際にゴシゴシ顔を洗う人や化粧水や乳液を刷り込むように塗っている人は知らぬ間に肌にダメージを与えている可能性があります。
ダメージを受けた肌は炎症を起こします。そして炎症で広がった血管が肌の表面から赤くみえ、赤いシミを作っているのです。赤いシミは紫外線を浴びるとやがて色が濃くなり茶色いシミとなっていきます。
シミを作らないためにも肌へのダメージを抑え、メラニン色素を発生させないことが大切です。
試してガッテン版シミを消す方法!
赤いシミの原因は肌への摩擦です。間違った洗顔方法を行っている人は、赤いシミを顔に作りやすい傾向にあります。そのため正しい洗顔方法を行い、刺激が原因で引き起こしたシミを改善していきましょう。
【赤いシミを消す正しい洗顔方法】
1:洗顔料または石鹸をしっかり泡立てる
ホイップクリームのようなしっかりした泡を作りましょう。手の平を逆さにしても落ちないくらいの固さが理想です。
2:泡を顔にのせる
たっぷりの泡を顔にのせましょう。泡がクッションとなって摩擦を軽減してくれます。
3:泡を顔に押し付ける
手の平を上下に動かし泡を顔に押し付けましょう。そして手が直接顔に触れないように注意してください。
洗顔の時間はだいたい2〜3分程度。目尻や小鼻の部分は洗いにくいため指でなぞりましょう。
クレンジングで化粧を落とす場合はクレンジング剤をたっぷり使い、丁寧に優しく洗っていきましょう。
さいごに
摩擦でできたシミは、こすらず炎症が落ち着くのを待ちましょう。正しい洗顔を行うことでシミは薄くなっていきます。
そして今回のシミ改善法は季節によって効果の違いがあるようです。紫外線が強い季節(春から夏)はメラニン色素を作るメラノサイトが増大しているため効果が現れにくく、秋から冬は効果が顕著に現れるそうです。
しかし効果が見られないからといって間違った洗顔を行ってはいけません。忍耐強く正しい方法で洗顔をすることで次第にシミは薄くなっていきます。
泡を毎回作るのは大変かもしれませんが、シミを消すためにがんばりましょう^^