トレチノインという軟膏は、アメリカではニキビを治す薬として処方されるようです。
日本では黒ずみやシミを薄くするものとして浸透していますが、それが毛穴にも効果があるという噂が..!!
そこで今回はトレチノインの毛穴への効果について調べてみました!
そもそもトレチノインとは
トレチノインとはビタミンAの誘導体のことであり、ニキビやシミ、シワなどにも効果があるとされている塗り薬です。
ビタミンAは美肌を作るために大変効果があると言われており、トレチノインはビタミンAの100〜300倍の活性力があるそうです。
ビタミンAは元々体の中にある成分なので、アレルギーなどを引き起こす心配はありません。
【トレチノインの効果】
・ピーリング作用
ターンオーバーを促進させ、古い角質を剥がす働きがあります。
・皮脂の過剰な分泌を抑える
皮脂の分泌を抑える効果があるため、ニキビの治療やオイリー肌の人の治療に活用されています。
・コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す
肌のハリを保つために必要なコラーゲンやヒアルロン酸を増やす働きがあるため、シワなども改善されていきます。
トレチノインの毛穴への効果について
トレチノインはシミやシワへの治療薬として認知されていますが、毛穴の開きにも効果があると言われています。
毛穴の悩みを具体的にすると、毛穴の汚れ(黒ずみ)と毛穴の開きになるかと思います。
トレチノインはその両方の毛穴問題を解消する効果があります。
トレチノインによって皮脂コントロールとターンオーバーを働きかけることで毛穴の黒ずみを解消させ、コラーゲンやヒアルロン酸の生成によって毛穴のたるみを解消してくれるのです。
トレチノインはどこで手に入るの?
トレチノインは皮膚科や美容皮膚科で手に入れることができます。
楽天市場などでも販売されていますが、ものによって含有量が違います。
トレチノインの含有量が高いクリームが必ずしも良いわけではありません。
効果が出すぎて赤みが引かなかったり、何らかの炎症を生む可能性もあります。
そのため一度病院にかかり、適切な含有量のトレチノインを処方してもらうことをオススメします。
妊娠中や授乳中はトレチノインの使用を控えて
妊娠中や授乳中の方は、トレチノインを使用しないようにしましょう。
がん治療などでトレチノインの内服薬を大量に摂取したことで、奇形のリスクがあることが証明されています。
ぬり薬の使用による奇形リスクの報告はないようですが、念のために避けておくと良いでしょう。
さいごに
いちご鼻やほほのたるみ毛穴はとてもやっかいな代物ですよね。
これまでにありとあらゆる対策を講じてきた人も多いと思います。
トレチノインとハイドロキノンの組み合わせも、シミだけでなく毛穴治療に良いという噂もあります。
シミ用にこの二つを処方してもらった際に、毛穴が気になる部分にも試し塗りしてみると良いかもしれません。
また、人によっては肌に合わない場合もあるため、自分の肌と向き合い自己責任で行いましょう。
この記事がみなさんの美活にお役に立てたなら光栄です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!