除光液のボトルをみると”アセトン配合”、”ノンアセトン”といずれかの記載がありますよね。
でも実際アセトンの有無で何が違うのでしょうか。そしてアセトンが入ってないメリットは何なのでしょうか。
アセトンとノンアセトンの違い調べてみました。
そもそもアセトンってなに?
アセトンとは水に溶けない物質を溶かすために使われる有機化合物です。
マニキュアの除光液としてだけではなくプラスチック製接着剤、塗料の溶剤など様々な用途に使われています。
またアセトンは「労働安全衛生法」で人体に有害な溶剤として指定されている物質なので取扱いには十分注意が必要です。
アセトン入りの除光液が爪に与える影響は?
アセトン入りのリムーバーは、やはり使えば使うほど爪への負担は大きくなります。
アセトンは爪の表面にある油分を全て拭い去ってしまいますので、乾燥しやすく爪が白くなる原因にもなります。
また、爪が割れやすくなったり、二枚爪にもなりやすくなります。
アセトン自体の毒性は低いためネイルのオフで使用する程度であれば体への被害はありませんが、油分を奪うものですので爪だけではなく爪周りの皮膚も乾燥しやすくなります。
そのためアセトン使用後は、オイルなどでしっかりと保湿ケアをすることが大切です。
やっぱりノンアセトンの方がいいの?
アセトンが入っていない除光液の方が爪にはやはり優しいようです。
しかしアセトンが入っていなくとも、除光液自体も化学薬品のためいずれにしても頻繁に使用すると爪に負担がかかってしまいます。
またラメなどの落ちにくいマニキュアを落とす際に、ノンアセトンの除光液は落ちにくい場合があるようです。
落ちづらいからといって爪の表面をゴシゴシ拭いてしまうと、ノンアセトンでも爪を痛めてしまいます。ラメ入りはアセトン入り、それ以外はノンアセトン(アセトンフリー)と使い分けるのも、爪を守るための一つの手段です。
またアセトンはシンナーのような独特の臭いがするので、あの臭いが無理ー!!という人はノンアセトンの除光液がオススメです。
まとめ
アセトン入りの除光液は、爪や爪周りの皮膚の油分を奪いとってしまうため、乾燥によるダメージを与えてしまいます。
ノンアセトンの方が爪には優しいですが、アセトンほどマニキュアを落とす力がないためラメなどは落ちにくいケースがあります。
いずれにせよ除光液の使い過ぎは爪を痛める原因になりますので、除光液を使う頻度を少なくすることが爪を健やかに保つ秘訣のようです。