モデルの道端3姉妹は、美しい脚を作るため正座はしなかったという話を聞いたことがあります。
外国の方はテーブルとイスの文化だから脚がスラリとしていて美しく、日本人は正座ばかりしているから脚が太くなってしまったとよく言われていますが、本当なのでしょうか。
今回はその真相にせまるべく正座で足が太くなるのか調べてみました。
正座で足が太くなる?
正座で足が太くなると言われている原因は、正座により曲げた足に体重がかかることにあります。
足が圧迫されることによって、血流が悪くなり"むくみ"を引き起こすのです。そして日常的に正座をしていると血流がスムーズに流れない状態が続くので、むくみだけでなくセルライトができる要因にもなると言われています。
長時間正座をしていると足がシビレてきます。このシビレは血流が悪くなったことにより、足にある知覚神経が麻痺している状態にあります。
そして知覚神経に伴い運動神経も麻痺してしまうため、筋肉は動くことができません。体は筋肉の動きをポンプとして血液を循環させています。しかし正座によって運動神経が麻痺してしまうと血液の循環ができません。そのため長時間の正座により足はどんどんむくんでしまうのです。
また正座に関わらず長時間同じ姿勢でいることは血流を鈍らせる要因になります。イスに座っている状態でも、長時間座っていると血流が鈍くなります。正座の場合はそれに重ねて足を圧迫してしまうので足をむくませないためには避けた方が良いでしょう。
"正しい姿勢で正座をすれば足は太くならない?
インターネットの中には正しい姿勢で正座をすれば足は太くならないという情報もあります。
しかし正しい姿勢による正座はO脚など足のゆがみを回避することはできますが、足を圧迫していることには変わり有りません。
正座による足のむくみは、体重による足の圧迫が原因になります。そのため正しい姿勢で正座をしても足はむくんでしまいます。
正座をせざる終えない人は...
仕事環境などで正座をすることが多い人は、意識して足を動かすことを心がけましょう。
足を動かす時間を増やすことで、足の筋肉を動かすことができるので血液を巡らすことができます。
ランニングなどの運動を行ったり、エレベーターではなく階段を使うなど日常的に足を使う機会を作りましょう。また、運動が苦手な人はストレッチやマッサージなどで血流を促進すると良いでしょう。
定期的に足の筋肉を動かすことにより、血液循環を良くすることはもちろん正座をしてもむくみにくい体になっていくでしょう。
さいごに
正座に関わらず、足の筋肉を動かさない状況は血流を鈍らせる可能性があります。
足は心臓から遠いところにあるため、特に血流が悪くなりやすい部分になります。
足の血流を促す行動を積極的に取り入れ、正座をしてもむくみやセルライトによる足太りが起こらない環境を作っていきましょう。
モデルさんのようにスラリと伸びた美しい足を手に入れるべくがんばっていきましょう!!
最後までこの記事をお読みいただきありがとうございました^^