ワンデータイプのカラコンは使った後も捨てるだけなのでとっても便利ですよね。
でも一日だけしか使えないってもったいないなって思ったことはありませんか?
カラコン代もそこそこ高いので、一個一個をできるだけ長く使いたいですよね。
ワンデーのカラコンの連続使用は本当に危険なのでしょうか。
ワンデーカラコンの連続使用がなんでダメなのか調べてみました。
ワンデーと連続使用できるカラコンの違い
ワンデータイプのカラコンは、1日を使用期限として作られています。
そのため連続使用タイプのカラコンよりも薄く作られていることが一般的です。ワンデータイプは一日使うために必要な耐久性しかないので他のレンズに比べてレンズが傷つきやすく、破れやすいと言えるでしょう。
また、ワンデータイプは含水率と酸素透過率が高いものが多いようです。つまり、ワンデータイプは水を多く含み酸素を通しやすいということです。
ワンデータイプは、"目と馴染みが良く装着感が良い、角膜に優しい"と言われるのはこのためです。
しかしその分ワンデーのカラコンは汚れが付着しやすく、細菌が繁殖しやすい傾向にあります。カラコンにカビが生えたという声をちらほら聞きますが、最もカビが生えやすいのはワンデータイプと言えるでしょう。
長期使用のタイプよりもワンデーを使い回すことが危険である理由はそこにあるのです。
ワンデーのカラコンは洗浄保存ができない!?
ワンデーのカラコンを他のタイプと同じように洗浄液に浸けて保存し繰り返し使用しても大丈夫なのでしょうか。
ワンデーのカラコンは、洗浄と保存ができるようには作られていません。そのため洗浄液に浸けても菌は繁殖した状態のままになっています。
一見してキレイそうに見えても、目に見えないレベルで繁殖が進んでいるのです。
また、耐久性が弱いために付けたり外したりを繰り返す過程でレンズが破れてしまう可能性もあります。
知らぬまま破れたレンズを装着してしまうと眼球を傷つけてしまい、失明に至る場合もあります。
ワンデーのカラコンを洗浄液に浸けても気休めにしかならないので、やはりワンデーのカラコンは使用後は処分しましょう。
ワンデーカラコンを使い続けた末の悲劇
ワンデーのカラコンを数日使い続けると、どのような悲劇が待ち受けているのでしょうか。
・目が開かない
涙が止まらず、目を開けようとしても目が開かない。目やにもびっしりで充血も止まらない状態になったらかなり危険な状態です。
・レンズが外れない
ワンデーは他のレンズに比べ乾きやすいのでレンズが外れなくなるケースもあります。最悪の場合、外科手術で剥ぎ取ることになります。
・視力の低下
レンズの傷や破れにより眼球に炎症を引き起こしたり傷跡が残るような深い傷がつくこともあります。眼球が傷つくと視力はどんどん下がってしまいます。
・失明
もっともひどい場合、目が見えなくなることもあります。カラコンで失明まで至るなんて想像できないかもしれませんが起こりうるのは事実です。
まとめ
ワンデーのカラコンの連続使用は危険です。
今使い続けている方は速やかに使用を中止しましょう。
連続使用の代償は大きすぎます。
大切な人をこれからも目で見れるよう、ワンデーのカラコンは一日につき一枚使用しましょうね^^