プレゼントでいただいた香水が未開封のまま家にあるという方もいらっしゃいますよね。
またオークションで落札した香水の香り劣化していたら困りますよね。
購入してから長期保管していた場合、未開封でも香りは変わってしまうのでしょうか。
香水の使用期限!未開封の香水はいつまで使えるのか調べてみました。
未開封の香水の使用期限は?
香水は薬事法により3年は品質の劣化がないものとして製造することが義務づけられています。
そのため未開封の香水は3年が使用期限となります。
もちろん3年を過ぎてしまっても品質がすぐに落ちるというものでもありません。3年以上過ぎてしまったものは自分の鼻で香りを確かめてから使用するようにしましょう。
また香水は年数だけではなく保管方法によっても香りが変化してしまう可能性があります。香りを変化させてしまう原因として、光と温度があります。
太陽の光や蛍光灯の光に含まれる紫外線によって香りは変化してしまいます。
そのため保管する際は、窓際などの直射日光が当たるところは避けてください。また室内でも蛍光灯の光があるため、できるだけ光
の当たらないクローゼットの中などに保管しておくと良いでしょう。
また温度の変化にも気をつけましょう。高温と低温を繰り返すような温度が定まらない場所は香水の保管場所として最適ではありません。香水を保管する際は温度が一定で、15度以下の低温の場所が望ましいと言われています。
香水の劣化を最小限に抑えるには、黒い袋に入れて冷蔵庫やワインクーラーなどで保管するのがオススメです。
開封後の香水の使用期限は?
では一度開封してしまった香水の場合の使用期限はどの位なのでしょうか。保管状況にもよりますが、開封後の香水の使用期限は1年とされています。
香水にはアルコールが含まれているため一度開封してしまうとアルコールの蒸発が進みます。
オーデコロン→オーデトワレ→オーデパルファン→パルファンの順にアルコールの含有量が多く含まれています。
そのためコロンよりもパルファンの方がアルコールの蒸発による香りの変化が起こりやすくなります。
また、空気に触れることにより酸化も進みます。一度開封したらなるべく早めに使い切るのが良いでしょう。
古い香水の捨て方、活用方法
使わなくなった香水を捨てる際は、他のゴミと一緒に捨てないように気をつけましょう。
香水にはアルコールが含まれているため、必ず中の液体を布や新聞紙にしみ込ませてから捨てるようにしましょう。
飽きてしまった香水などは、ルームフレグランスとして活用するのも一つの手です。
トイレットペーパーの側面に吹きかけたり、造花やポプリなどにしみ込ませても良いでしょう。
ルームフレグランスとしても活用できますが、カーテンなどにスプレーする場合はシミになる場合もあるので十分注意しましょう。