小顔になりたい。
そんな気持ちから、東京、銀座にある韓国マッサージ店で小顔矯正を受けていた。
毎週のようにその店に通っていたある日、シミひとつない美しい肌をもつ40代のスタッフに出会った。
お気に入りのスキンケアやエステについて語り合いながら、楽しく施術は進んでいった。
すると、彼女の口からこんな言葉が飛び出した。
『女の子はね、やればやっただけ綺麗になるの。』
『女の子はね、やればやっただけ綺麗になるの。綺麗じゃない子は、やってないだけね。』
ここにすごいヒントが詰まっている気がした。
美しくなることにエネルギーを注げば注ぐほど、人は綺麗になるのだ。
エネルギーには、綺麗になりたい気持ちや筋トレなどの努力、そしてお金なども含まれる。
それらを総合算して、どれくらい注ぎ込めたかが、その人の美貌を決めるのかもしれない。
得てして女優は美しい。
彼女たちの美貌を支えている、美への膨大なエネルギーは計り知れない。
私たちと比べ、美に注ぐお金も桁違いであろう。
一流のプロによるヘアメイクや、パーソナルトレーニング。
彼らが一流になるために捧げた努力も、女優たちへと流れ込んでいくのだ。
綺麗にならない訳がない。
綺麗になりたいなら、エネルギー量を増やしなさい。
まさにこの一言に尽きる。
美にかけるお金がないなら、想いや努力を捧げなさい。
エネルギーの形にはこだわらない。
ただただ、エネルギー量を増やしていけばいいのだ。
もちろんお金がある人は、お金を注げばいい。
"どこまで美しくなったか"ではなく、"どこまで注げたか"。
そこに意識を持っていくことで、美しさは昇華されていく。
言葉や想い、努力など、自分にできる最大限を注いでいくのだ。
結果として与えられた美しさよりも、それを得るために自分が与えたもの。
与えたことに喜びを見出す毎日が、綺麗への近道になるのだ。