女性の靴下売り場には、パンストとストッキングとタイツのコーナー。
どう区分されているのか今ひとつわからずに、パッケージの絵を見て確認しているという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
なんとなく違いはわかるけど、はっきりとその区別がわからないこの3種類。
パンストとストッキングとタイツの違い調べてみました。
パンストとストッキングは一緒?
パンストとストッキングは同じものですが、定義が少々違います。
パンスト:パンティーストッキングの略称。お尻をすっぽり覆う長さのストッキングのこと。
ストッキング:ナイロン製の30デニール以下の靴下のこと。その定義に当てはまるものは丈に関係なくストッキングと呼ばれます。
パンストはストッキングの種類の一つにあたります。つまりパンスト、ガーターストッキング、ショートストッキングなど含めた総称がストッキングになります。
ストッキングとタイツの違いは?
ストッキングとタイツは、生地の厚み(デニール)の違いにより定義されます。
一般的には
30デニール以下のものはストッキング
30デニール以上のものはタイツ
と区別されています。
メーカーによっては、デニール数ではなく編み込まれている糸の構造によって区分しているところもあるようです。
その場合は
一本の糸で編まれるものはストッキング
複数の糸で編み込まれているものはタイツ
と区別されているようです。
そのため70デニールでもストッキングとして販売されているものは、70デニールのタイツよりも薄い生地になります。
メーカーによって定義が異なりますが、このようにデニール数と糸の構造によって区分されるのが一般的なようです。また、海外製になるとストッキングとタイツの区分がほとんどないため購入する際には目で商品を確かめて購入すると良いでしょう。
まとめ
ストッキング:ナイロン製の30デニール以下の靴下の総称。
パンスト:ストッキングの一つであり、腰まである長さのストッキングのこと。
タイツ:複数のナイロン糸で編み込まれた30デニール以上の靴下のこと。