ストレッチマークを消す

ストレッチマークを消す方法




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ストレッチマークまたの名を肉割れ、妊娠線と呼ぶ由々しき白い線。

一度できてしまうと、薄くするのも難しく現代の美容技術を駆使しても完全に消すことは難しいと言われています。

でもそれは本当でしょうか。

そこで今回はストレッチマークを消すための方法を模索していきたいと思います。

そもそもストレッチマークができる原因って?

ストレッチマークは、成長期や妊娠時または極端に太ったりした場合に起こりやすいものです。

身体が大きくなることで、皮膚の真皮層にあるコラーゲン繊維が裂けてしまい、肌の表面に白い亀裂が生まれてしまうのです。

肌は、表面から表皮、真皮、皮下組織という層が重なって構成されています。

表皮は伸縮性があるので、身体が大きくなってもそれに伴い柔軟に伸びていきますが、その下にある真皮は伸縮性が乏しいため身体の大きさに対応できず裂けてしまうのです。

そして真皮のコラーゲン繊維が裂けてしまった部分から水分が蒸発してしまい皮膚が乾燥して硬くなり肉割れの痕が残ってしまうのです。

表皮はターンオーバーを繰り返し細胞を新しくすることができるのですが、真皮はターンオーバーをしません。そのため一度ストレッチマークができると、消えにくいと言われています。

ストレッチマークはどうしたら消すことができるの?

ストレッチマークを消すためには、真皮の細胞を活性化させること、そして保湿を行うことが大切です。

さきほど真皮はターンオーバーをしないと説明しましたが、真皮を支えるタンパク質はターンオーバーを行います。しかしその周期は5〜6年と言われています。

真皮に点在する繊維眼細胞は、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、プロテオガリカンなどのタンパク質(細胞外マトリックス)を作り変えることができます。

つまり繊維眼細胞の働きを活性化させることで、真皮のターンオーバーを促し裂けてしまったコラーゲン細胞を修復することができるのです。

また、保湿をして肌の水分量を高めることも大切です。

肌が水分を保持することで肌の伸縮性を高めることができます。ストレッチマークができるのは皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい部分です。

乾燥することで、伸縮性を失い、ストレッチマークができやすくなるのです。そのため、皮脂の分泌が少ない部分はしっかりと保湿することが大切です。

ストレッチマークを消す具体的な方法は?

ストレッチマークを消すためには、真皮の繊維眼細胞の活性化と保湿が大切です。両方のケアを行うことでストレッチマークを消していきましょう。

【真皮の繊維眼細胞を活性化させる方法】

・美容外科でのレーザー照射
レーザー照射を行うことで、真皮の繊維眼細胞を刺激し活性化させることができます。しかし治療は一回では改善されないため、長期的に治療を行っていく必要があります。

・卵殻膜パック
卵の殻を割ったときに、殻の内側に薄い膜があるのをご存知でしょうか。卵の膜を肌に貼ることで真皮層にある繊維眼細胞を活性化させることができるのです。

江戸時代から卵殻膜の効果は知られており、力士が怪我をした際に怪我をした部分に膜を貼り治癒していたそうです。東京大学の跡見教授の研究により、卵殻膜はナノ化せずとも真皮層まで浸透することが実証されました。

そのため卵殻膜を貼るだけで、真皮層の繊維眼細胞の働きを活発にさせることができるのです。また、繊維眼細胞は若い細胞遺伝子そのものを作り出す作用もあるため、細胞自体をよみがえらせることが可能なのです。

生卵を割った殻を30分くらい乾燥させてから、殻にひびを入れてゆっくり剥がしていくと膜が剥がれるようです。それをストレッチマークのあるところに貼りましょう。膜が完全に乾燥するまで貼っておくとしっかり肌に浸透されるでしょう。

・プラセンタを摂る
プラセンタは、繊維眼細胞の増殖を促し細胞の再生を行います。プラセンタは普段の食事からは摂取できないので、サプリメントやドリンクなどで補う必要があります。

【2:保湿】

・真皮層まで届くクリームを塗る
真皮層まで保湿できる成分をもつクリームはなかなかないようですが、成分をナノ化し真皮まで行き渡らせるような高価なクリームなどは効果が期待できるかもしれません。マックスファクターのSK-Ⅱを代表するような高級ラインのクリームをストレッチマークに試してみると良いでしょう。

・ビタミンAとEを含んだ食べ物を摂る
ビタミンAとビタミンEは皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚の再生を助ける作用があります。普段の食事から積極的に摂るように心がけましょう。

まとめ

ストレッチマークが消えないと嘆く前に、いろいろ手を打つことができるようです。

レーザー治療に頼らずとも内からと外からのアプローチを行い、長期戦で状態を見守るのが良さそうです。

これまで自宅で出来るストレッチマークの改善法は、バイオイルなどのオイルや肉割れ専用クリームでマッサージしながら保湿することが主流だったかと思います。

しかし卵殻膜のパックはまだあまり浸透していませんが、やる価値は十分にあります。

ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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